オーバークール?
水周りの消耗品で交換率が高いパーツと言いますと、こちらのサーモスタッドは定番とも言えるパーツです。こちらM54エンジンのサーモスタッドです。ここのパーツは簡単に言うとクーラントの温度管理をしている部分です。クーラントの水がある一定の温度より高くなると、サーモスタッドが開きラジエターまでの水路を儲けクーラントを冷やします。また逆にクーラント温度が低過ぎるとサーモスタッドが閉じてラジエターへの水路を遮断しクーラントの温度を適正に保とうとします。小さいパーツですが非常に重要なパーツです。ここが悪くなるとサーモスタッドがずっと開きっぱなしになってしまいます。そうなりますと冷やさなくてもいい水温なのに、常にラジエターでクーラントが冷やされ水温が低くなり過ぎてオーバークール状態になります。オーバークールになるとクーラントで暖められるヒーターコアが暖められず、ヒーターをつけていても生ヌル~イ風しか出てこなくなってしまいます。この寒い時期には大敵です室内が暖かくなりません・・・(-_-;)そう言えば、最近ヒーター付けても風が暖かくないなぁ~なんて事でしたらチェックPOINTは水温計の針です!!!水温計の針が巡航時に真ん中よりジワジワと下がってくる症状などが出ると要チェックですよ(^_-)